椅子に座って仕事をしていますが、最近股関節が広がってるというか、 がに股っぽくなってるように・・・

Q:40代後半男性です。
椅子に座って仕事をしていますが、最近股関節が広がってるというか、
がに股っぽくなってるように思えます。
座りっぱなしはそんな影響はありますか?また対策はありますか?

 ➡ デスクワーク時間の長い方によく見られるのが
①両肩および肩甲骨が前に出ている姿勢。前に巻き込むような状態。
②背中が丸くなり骨盤が後ろに傾いている不良姿勢。

その不良姿勢と同時に股関節が屈曲されていることによりその負荷が強くなります。
男性では膝からV字に脚が開く傾向かと思われます。
膝を揃え脚を閉めてデスクワークをしている男性はあまり想像できません。
しかし上にあげたような不良姿勢を続けていると腰痛頭痛はじめ様々な疾患の要因となります。

Qにあるような脚の状態が続くと
①歩行時にも足が逆ハの字になりいわゆるがに股になる。
②股関節が常に外側を向いていることで

→股関節周囲の筋肉他に負担がかかり腰痛の原因になる。
→踵から臀部下のハムストリングが固くなりこれも腰痛の原因になる。合わせて膝関節にも負担がかかり痛みの原因にもなります。

長くなりましたが取り組んで頂きたいことは
①30分、1時間程度の間隔で立って脚を動かす。
御手洗いやお茶等。PCから目を休ませることも必要です。
②できるだけ膝を揃えて脚を閉める。極端でなくていいので意識して気が付いた時に直してください。
③できれば歩行時の足の向きをⅡの様に平行にする。また、ハムストリングのストレッチを行うとさらに良いと思います。

現状のままですと後々辛い目に会うことは容易に想像できます。
今悪循環を断ち切りましょう。